出張!UTMFコース整備in富士宮
2016.9.3ご無沙汰しております、HEIMAでございます。
今回は、8月31日から9月2日までの3日間で行ってまいりました出張整備についてです。
タイトルにもある『UTMF』これは一体なんぞや?と思っている方、これはですね、
「ウルトラトレイル・マウントフジ(英名=ULTRA-TRAIL Mt. FUJI)」というトレイルランニングの大会なんです。
ではどんな大会かといいますとですね、
”総距離165㎞にもおよぶ富士山の山麓、登山道、歩道、林道などを走りつなぎます。他に例のないアウトドアイベントを通して、自らに挑戦することの大切さと、トレイルランニングの魅力を紹介します。また、360度どこから見ても美しい富士山の文化と自然環境の素晴らしさを国内外に伝えていくものです。”(大会公式HPより)
というコンセプトのもと行われる、それはそれは壮大なレースでございます。
レースが壮大ならコースも壮大、そして当然その整備も壮大。結果から言いますと、足パンパン膝ガクガクな3日間でした。
朝から雄大な富士山に出迎えられ整備スタート。
西伊豆からも富士山は望めますが、ここからの富士山は比べものにならないほど巨大でした。
作業内容は主に、倒木と枯れ木の処理でした。ほとんど人の手が入っていないのか、危険な倒木が何本もありました。
写真は、枯れて腐ってしまい幹の途中でボッキリ折れた大木。
こういった大小様々な木のうち、コースにかかっているものを中心に処理していきます。
このレース、距離もさることながらコースのアップダウンもかなりパンチが効いてます。
稜線の上は平らなトレイルが少なく、常に急な上り下りを強いられます。
そんなトレイルを、チェーンソーやチルホールというワイヤーで木を引き倒す機材を背負って歩いていきます。
重い。とにかく重い!笑
きついきついもうやだ帰りたいなどとブーブー文句を言いながら歩いていると面白いものが。
タマゴダケと呼ばれるキノコ。毒々しい見た目とは違って煮ても焼いても美味しいらしいです。
このツルっとした愛らしい姿に束の間の癒しをもらい、よし!こっから頑張るぞ!と気持ちを奮い立たせるわけでもなく、メトロン星人に似てる。などと思いながら歩みを進めました。
ともあれ3日間で作業は無事終了。車のデポやトレイルの案内でお世話になったスタッフの宮内さん、ありがとうございました。
大会本番は9月23日から25日の3日間。選手の皆さんが怪我なく楽しく、このトレイルを走り切れることを願ってます!
以上でございます。読んでいただきありがとうございました!