キャサリン、爆誕。
2017.1.4前回のブログからだいぶ時間が空いてしまいましたが、皆様お変わりありませんでしょうか?
ご無沙汰しております、スタッフの平馬です。
現在、わたくしはこのブログをアメリカ西海岸のナパバレーからお届けしてはおらず、
伊豆半島の西海岸、松崎町からお届けしています。
つまりいつもと変わらず、西風でガタガタと揺れる窓の音をBGMにペチペチとキーボードを打ってる次第でございます。
ご挨拶が遅れましたが、
昨年は大変お世話になりました。今年もYAMABUSHI TRAIL TOURをどうぞよろしくお願い致します。
一番の書き入れ時である12月をなんとか乗り切り、ほんの少しだけ落ち着いたので昨年の出来事を書きたいと思います。
しばしお付き合いの程よろしゅうお頼もうします。
前回のブログで完成した新拠点『BASE TRES』のお披露目も兼ねてパーティーしちゃいました。
当日の料理とディスプレイは、ボスの奥様であるユカリさんが担当。
お皿も含め、THE⭐︎PARTYといった料理が並び会場に華を添えます。
というかこれがなかったらパーティーというよりは
『大人数!飲んで喋って大騒ぎの会2016』
になってたと思います。
こんな可愛らしいポップまで手作り。
今までバ(ケ)ットだと思ってたし、白色のペンでこうやって使うのか!と思ったし、
「ローズマリー」ってヴィジュアル系バンドの何かじゃなくて食えるのか!などなどもう驚きの連続でした。
奥の壁にかかってるのはちょっと前衛的な取り皿かな?と思わせるほどの料理の魔法にただただ感動いたしました。
え?取り皿はないだろって?さすがにヘルメットを取り皿っていうのは無理があるだろって?
そうなんです!実は取り皿ではなく、僕らをサポートしていただいてるインターテック様お取り扱いの『Bell』のヘルメットなんです。
いつもツアー中に僕らの頭を守ってくれてます。今年も引き続きよろしくお願いいたします。
そして夜はふけ、気付けば50名もの参加者に囲まれパーティーは大盛況でした。
ここで唐突に話が脱線しますが、僕、人見知りなんです。
人見知りというか、他人の反応を考えすぎて言葉に詰まったり、曖昧な態度でその場をごまかしてしまうのです。
その原因は自分への自信の無さだとわかっています。
しかし、幼少の頃よりそんな性格だった僕は、自分に自信を持つということがよくわからず、
自分の思ったことをはっきりと言える人、自信に満ち溢れた人に憧れていました。
そんな人になれたら、もっと清々しい気持ちで生きていけるんじゃないかと思っていました。
そして、その憧れが拗れて嫉妬に変わり、嫉妬にかられる自分にますます自信を無くしていきました。
そんな僕の心のヒーローは、
世界の平和のために悪と戦う〇〇レンジャーや〇〇ライダーでもなく、超人的な力を持ったアメコミの主人公でもなく、
『オカマ』でした。
初めてオカマという存在に憧れを抱いたのは『映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』に出てクる
オカマ魔女のマカオとジョマを見たときでした。
映画館のスクリーンで繰り広げられる、野原一家と彼らとの世界の運命をかけたババ抜きや追いかけっこのシーンには腹を抱えて笑いマシた。
そこで初めて『爆笑』というものを体感した気がします。
また、僕の家族は教員一家だったタ めかクレヨンしんちゃんは下品だという理由で禁止されていた時期がありました。
そういった禁止を破った先、大げさに言え バ反体制なパンク精神の先に、
こんなにも素晴らしいエンターテイメントがあったのかという思いが、僕のオカマへの憧れをより強くしていきました。
それからというもの、他の作品に出てくる『アンジェラ青梅』という12歳でオカマに目覚めたという中年のオカマ、
新宿の繁華街で「スウィングボール」というニューハーフクラブを営んでいる、
ローズ、ラベンダー、レモンの三兄弟からなる珠由良(たまゆら)ブラザーズなど
そのネーミングとポジティブさ、何より自由な生き方に惹かれテイキました。
同じ人類でありながら、時に足かせとなる性別を超え、まるで一階層高いところから民を魅了する。
そんな風な大げさな憧れは、いつしか自身の変身願望へと変ワッテ いきました。
そシて話はBASE TRES Reception Partyへと戻リマす。
何事も最初の一歩が肝心要。そシテコれ以上恵まれた場はもうないと思いました。
紹介シマす、僕の中の闇を糧に育った化け物をプラスの方向にて召喚した、
キャサリンことキャシーです。
やットノ思いで実現したこの変身は、僕の人生 ノ中で‥‥うっ‥
よせっ!やめろ!!‥‥出てくるんじゃない!‥‥
だめだっ‥もう‥‥抑えられ‥ られ な‥
うわぁぁぁあああぁぁああああ!!!
ふぅ、やっとオネンネしたわね。
まったく何が「反体制なパンク精神」よ。
学生の頃周りに流されてかじった程度のパンクロックから即席でこしらえたペラッペラなもんじゃない。
何が「同じ人類でありながら、時に足かせとなる性別を超え〜」よ。
最近になってようやく読み始めた小説の影響かしら?
コムズカシイ言葉ならべて悦に入ってんじゃないわよ!
これだからネクラの男って嫌よ、何をするにもダラダラまわりくどくて‥
あらやだ!自己紹介がまだだったわ〜ごめんなさい♡
キャサリンこと、キャシーで〜す♡初めまして〜!
コイツがやっとアタシのこと紹介する気になったみたいだからちょっと覗いてたんだけど、
闇を糧に育った化け物ってなに〜!?ひどくない!?
それと「変身願望」ってのがムカつくわ〜、まるでコイツがやりたくてやってるみたいじゃない!
アタシがわざわざ出て行ってやってんのよ?カンチガイも甚だしいわ〜
ホントはもっとエビバディと楽しく熱い夜を過ごしたいんだけど、コイツの体って思ってたよりポンコツで、
アタシのパワーを受け止めきれないの。
わかりやすく言うと、アタシが表に出ている間ずっと10倍界王拳使ってる感じ?
もしくは30分おきに皆んなから元気をもらわず、セルフで元気玉かましてる感じかしら?あ、ちょっと〜!玉ってそっちじゃないわよ〜?
玉だけに溜まってんじゃないの〜?ついでにドラゴンボールだしって?やかましいわ!!♡
さて、お下の方はこれくらいにしといて、アタシね!2017年はマウンテンバイクに挑戦しようと思おうの♡
やったことないけど、体はこいつの使うしなんとかなるでしょ笑
もっとアタシがみんなの前に出れるようにガッツリ鍛えてもらわないとね !潤ちゃんよろしく〜♡
やだアタシったら!久しぶりのシャバでつい長居しちゃったわ。そろそろ行かないと。
最後にヨーコネェさんと踊った写真のせとくわ。
ホント楽しかった!また会いましょうね、バイバ〜イ♡
キャシー*
‥‥‥ん?
あれ?あ、すいません、寝ちゃってたみたいです。
そしてなんだか猛烈に体が重い。
って、こんなこと書かなくていいはずなのになぜだか書かなきゃいけないような気が、、、
なんだか締まらない最後になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今年もYAMABUSHI TRAIL TOURをよろしくお願いいたします。
平馬*