松崎DE狂言LABO満員御礼
2017.9.24BASE TRESの文化部長が実行委員長を務める2020年東京オリンピックに向けた
静岡県文化プログラムの第1弾「松崎DE狂言LABO」
まさかの台風直撃予報のなか、これまたまさかの奇跡の好天に恵まれ、
9月17日に無事開催することができました。
会場となったのは、ツアーでもご案内することがある県指定文化財、
築300年の旧依田邸。
北海道の帯広開拓など、松崎町を代表する偉人達の生家で、
近年まで宿泊施設として営業していましたが、
今現在は町の所有物となり、土日のみ観覧が可能です。
さて、そんなお屋敷を舞台に、狂言の面白さをレクチャーしながら上演するという
普及活動にも取り組む、能楽師狂言方大蔵流・大藏教義氏をお招きしての狂言LABO.
遠くは藤沢や清水から!
昼の部夜の部あわせて、0歳から85歳まで、200人近い方々にご来場頂きました。
藏には、松崎の木工作家の作品が並べられていたり、
かつての味噌蔵がBAR(お休み中)になっていたり、かっこいい!
昼は、子ども向けに、扇子に絵を描きmy扇子を作ってからの~
狂言らしい動物の鳴き真似や所作など体験。
皆で狂言師になってみよう!な時間。ひゃ~!
夜は、腹の底から声を出す狂言の笑い方から、狂言の見どころなどを教えて頂いてからの~
いざ鑑賞!
是非、浴衣や着物で!のお誘いに、たくさんの方が和装で来て下さり。
狂言を楽しむハレの日を、旧依田邸で♡
地元のお菓子屋さんの松崎の特産品桜葉パウダーをコーティングした特製生チョコを添え
て、野点も楽しんで頂いたり。
鑑賞前の腹ごらえ、フレンチ懐石弁当も好評でした♡
今回、狂言LABOをお招きした大きな動機の1つは、
松崎町に300年続く伝統芸能である三番叟が、
能の演目で、狂言方が演じる役柄である事から、
狂言を楽しみ、親しむ事で、町の三番叟にも、
もっともっと親しんでいきたいという願いからでした。
その事から、秋の例大祭に奉納される三番叟に関係する方々をご招待し、
今年の祭典で子役に決まった子ども達から多くの関係者の方々がご参加下さいました。
「頑張ります!」と帰って行く子どももいて、
秋祭りの三番叟奉納がますます楽しみです!。
今月末にはNY公演も控えるご多忙な中、
「松崎DE狂言LABO」を実施して下さった大藏教義氏は、
11月2日の秋の例大祭にも、三番叟をご覧になりに来町して下さることに!。
文化面からのアプローチで松崎をもっともっと面白く発信したい
松崎町「絲」conceptのプログラム第1弾。
伝統を紡ぐ 三番叟×旧依田邸 の幕開けです。
第2弾は、11月下旬に、牛原山を舞台に開催予定です。
YAMABUSHI TRAIL TOURでも、古道や山だけでなく、
松崎町の多様な文化をご案内するツアーも企画していきたいと思いますので、
乞うご期待下さい♡